かかってこい!中学受験

2018年中学受験組の娘を持つ親父が綴る、笑いあり、涙ありの中学受験のぞき見日記

あと336日!計算力を鍛えるべし!

中学受験算数では高い計算能力が求められる。複雑な四則演算を素早く正確に処理する能力が必要とされるのだ。

最難関校ともなれば計算問題ですらちょっとした難問になる。

ためしに女子御三家の桜蔭中、女子学院中の2016年入試問題より計算問題を抜粋してみた。

※2016年度 桜蔭中学校入試問題より抜粋

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※2016年度 女子学院中学校入試問題より抜粋

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大人なら時間をかければ正解することも難しくないかもしれない。ではこの3問、3分以内に全部解けと言われたら、全問正解する自信があるだろうか?

実際の入試では、子どもたちはそれくらいのスピードでこれらの計算問題を片づけて、もっと難しい文章題に時間をかけて取り組むことになる。

塾の宿題以外に、市販の参考書で計算練習をすべき理由

娘は受験勉強を開始してから1年以上、毎日の朝勉時に計算練習をコツコツ続けてきた。

塾から渡される計算テキストではなく、計算の工夫やコツなどを学べる市販の参考書を使ってだ。

中学受験算数ではその工夫やコツを知っていれば、解く時間や手間を大幅に短縮できる計算が頻繁に出てくる。

しかしそのコツを学ぶには塾の計算テキストは向かないように思う。

今の塾も以前の塾でも、計算テキストには計算の工夫についてはほとんど解説されていないからだ。

そのくらい知っていて当たり前とでもいうのだろうか?計算の工夫を使わなければ解けないような問題が、ただ大量にならんでいるだけだ。

もし自分の子が計算問題に苦戦する、時間がかかりすぎるという場合、それは計算の工夫をきちんと理解できていないことが原因かもしれない。

そんな方には、早急に以下のような参考書を1冊用意し、子どもと一緒に新しい計算の世界をのぞきに行くことをおすすめしたい。

上の本は我が家が最初に使った計算のコツを学べる本だ。

計算の工夫が種類ごとに詳細に解説されており、演習問題をこなすことで定着できるようになっている。

文庫本のため直接書き込んで練習するには適さないが、書いてある内容は大変役立った。

今でも自宅リビングの本棚に置いてあり、ことあるごとに計算の工夫について確認するために開く機会がある。

こちらは知っている人も多いだろう。この本も中学受験に必要な計算のコツ、工夫についてしっかり学ぶことができおすすめだ。

効果テキメン!計算スピードではもはや歯が立たない

これらの本で計算のコツを学び工夫を身につけたうえに、塾のテキストで大量の計算問題を演習していると、こと計算だけを取ってみると驚くほどの能力が身につく。

一緒に問題を解いていると、計算が早すぎてビックリさせられることが良くあるのだ。

最近では立体の表面積、体積を求めるために円周率を使う問題があったのだが、「8×円周率」みたいな計算の答えが瞬時に出るのには唖然としてしまった。

円周率×整数(1~19とか?)は記憶しているらしい。

受験生には当然らしいのだが、中学受験未経験の私はそんなものを記憶した記憶がない。。

ともかく!中学受験にむけて計算力を鍛えるために計算のコツを学ぶことは必須なのだ。

もしあなたが中学受験未経験で計算のコツなど知らんというなら、我が子と一緒に計算の工夫を学んでみることをおすすめしたい。

計算スピードや得点を競うのが子どもは大好きだ。相手が親ならなおさらだろう。

子どもは楽しく勉強でき、親はさびついた脳みそを活性化させられるのだから、一石二鳥である。

 

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