かかってこい!中学受験

2018年中学受験組の娘を持つ親父が綴る、笑いあり、涙ありの中学受験のぞき見日記

中学受験を終えて早4か月

娘の受験が終わり早4か月。あっという間に時間は流れることを実感する。あれほど熾烈だった中学受験生活も、終えてみるともはや懐かしい思い出と化しています。

娘は無事に第一志望校にご縁をいただくことができ、毎日急がしくしながらも充実した日々を過ごしています。

毎日学校であった話を楽しそうに話す娘を見るたびに、頑張って本当に良かったね!と声をかえたくなるのは、親バカでしょうか?

あの日の娘の顔が忘れられない

2018年2月2日、受験を終え会場から出てきた娘を待ち構える私と妻。

前日に受験した娘の第1志望校の結果を知っている私と妻は、大勢の受験生の中から我が子の顔を見つけると、満面の笑みと両手で小さく〇印を作り、娘を出迎えました。

娘も親が前日受験校の結果を知って、自分を待ち構えていることを知っていました。

私の作る〇印と妻の笑みを見た瞬間に、娘が見せた最高の笑顔と「本当!?やった!」と小さいながらもはっきりと発した言葉に、娘がその小さな胸の中で感じているであろう感動、達成感、感謝、そしてようやく戦いが終わったんだという安堵が感じられ、思わず私も妻も涙ぐんでしまったものです。

あの時に見せた娘の表情を、私は一生忘れないでしょう。

継続は力なり

娘が本格的に勉強を始めたのは他の受験生と同じ小学3年の冬からだった。当初の成績は振るわず、Y偏差値で50に届くかどうか?

娘は相当勉強ができると思っていた私たち親も、娘自身も現実の厳しさを知り、本当に中学受験を無事に乗り切れるのか?不安を感じたことを思い出します。

当初の第1志望校は自宅からほど近い、中高一貫の女子校だった。文化祭や学校公開に訪れるたびに憧れの気持ちが膨らみ、校門では記念撮影までしたことも。

しかしその学校に入るために必要な偏差値は娘の当時の学力からは相当かけ離れていました。

塾の先生に相談しても、「何とかなるでしょう」という返答。そう、頑張れば届くかもしれない、という程度の評価だったのです。

しかし今、娘ははじめの第1志望校よりもずっと偏差値が上の学校に通っている。もちろん偏差値がすべてではないが、娘の3年間の努力は大きく花開き、努力することで自分の可能性を広げられることを学ぶ貴重な体験になったことは間違いないでしょう。

B4コピー機は役立ったのか?

以前の記事で紹介したB4コピー機は最後の半年間に猛烈に働いてくれました。

chu-juken.hateblo.jp

夏ごろから過去問を解き始めると毎日何十枚とB4用紙でコピーをする機会があり、やはり購入してよかったです。

あの時、お金がもったいないからとコピー機を買うのを断念していたら、その後の受験生活はとても不便なものになっていたと思う。思い切って購入して正解でした。

これから中学受験をするお子さんがいるご家庭でも、ぜひB4用紙が使えるコピー機を1台用意することをおススメですよ。

ただし機械自体が大きく場所をとるので、設置場所をあらかじめ検討しておくことが重要。

基本は子どもが勉強する場所の近くに設置した方が良いです。リビングで勉強するご家庭ならリビングの隅にでも設置すると良いでしょう。

下の子どもの受験について

私にはもう1人子どもがいます。現在小学3年生。そう、この冬からいよいよ受験勉強をスタートする年ごろです。

上の子のときは3年冬からすんなりとスタートできた受験の準備でしたが、下の子はすんなりといきそうにもありません。

勉強への適性は明らかに上の子が勝っています。下の子はどちらかというとスポーツ向きなタイプ。

無理に受験受験と急き立てることはせず、本人の気持ちや精神年齢が追いつくようなら受験を目指してもいいのかな?というくらいの緩い考えで今はいます。

どちらにせよ、小学校中学年~高学年の子供は、私たち親にとっても子供ともっとも密接にかかわりあえる人生最後の時かなと。

子育てって大変だけど、でも最高に楽しく最高に幸せだなあと、娘たちに教えてもらっているお父さんなのでした。